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所長コラム5月号

~ 2019年05月13日

所長コラム5月号         

[ 令 和 ]


 元号が変わり、令和の時代が始まりました。時代は変わり環境、やり方、仕組み、技術は進化し変化していきますが、基本となる考え方(創業の精神、理念など)は変わらず、原点回帰することが大事だと思います。日々生活していると、自分の価値観だけ、自己中心的に行動してしまいます。そこでTKC理念「自利トハ利他ヲイフ」を紹介します。「自利利他理念の実践とは」『大乗仏教の経論には「自利利他」の語が実に頻繁に登場する。解釈にも諸説がある。その中で私は「自利とは利他をいう」(最澄伝教大師伝)と解するのが最も正しいと信ずる。仏教哲学の精髄は「相即の論理」である。般若心経は「色即是空」と説くが、それは「色」を滅して「空」に至るのではなく、「色そのままに空」であるという真理を表現している。同様に「自利とは利他をいう」とは、「利他」の真っただ中で「自利」を覚知すること、すなわち「自利即利他」の意味である。他の説のごとく「自利と、利他と」といった並列の関係ではない。その解すれば自利の「自」は単に想念として自己を指すものではないことが分かるだろう。それは己の主体、すなわち主人公である。また、利他の「他」もただ他者の意ではない。己の五体はもちろん、眼耳鼻舌身意の「意」さえ含む一切の容体をいう。世のため人のため、つまり会計人なら職員や関与先、社会のための精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって社会と大衆に奉仕することができれば、人は心からの生き甲斐を感じるはずである。』(TKC創設者 飯塚毅先生)
 社員さん、お客様が喜び、幸せ、満足、充実感を感じることが、私の喜びである。社員さん、お客様が喜んでもらうための行動、努力していくこと原点として始めよう。何故勉強するのか、何故働くか、始まりは利他、そのまま自利となる。
「新しい時代へ」
髙林幸裕


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