所長コラム4月分

　会社の経営継続を考える上で、１０年前に発刊された「澤浦彰治氏著～農業で利益を出し続ける７つのルール～」を思い出しました。『農業でしっかり収入を得る』の項目「結婚して家庭を持ち、家を持つことができる。子供に十分な教育ができる。」という意味は、職業として農業をするものですから、生活できる所得を得ることの大切さを言っています。農業がうまくいかなくなると、言い訳ばかりが多くなります。「世の中のために農業しているのだから貧乏でいいんだ。農業はもともと儲からない産業なんだから仕方ないんだ。農業をやるのだから教育はいらない。」こんな言い訳は大きな間違いです。～家族が堂々と生活していくための所得や、将来の夢実現のための利益を稼ぎ出せる農業を目指すことが大切です。
　仕事をする、社員さんを採用する上で、「結婚して家庭を持ち、家を持つことができる。子供に十分な教育ができる。」ことが、私を含め社員さんの幸せだと考えます。次の世代へ向けての仕事をする意味だと思います。仕事を始め子供に十分な教育を与えられるには、４０年位の期間が必要です。その為に稼ぐことが必要となります。毎年、利益を増加していかなければなりません。会社経営は毎年利益を増加させることは必然となります。社員さんを採用するには、経営者は利益を増加させる計画を立て、実行することが必要です。生活費、住宅費、教育費は年々増加しています。消費税もＵＰです。当たり前ですが、利益を出すことが出来なくなれば、社員さんを幸せにすることが出来ませんし、自らも次の世代につなぐことが出来ません。社員さんが「結婚して家庭を持ち、家を持つことができる。子供に十分な教育ができる。」給料を払い続ける覚悟。その為に利益を出し稼ぐことが出来る仕組み、ビジネスをしなければなりません。出来なければやめる。