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所長コラム 3月号

~ 2024年03月06日

所長コラム 3月号

[ 職人として思うこと ]


 所得税の確定申告、真っ只中、配当所得の有利、不利の判定に国民健康保険、後期高齢者保険料、医療費負担額など専門外のことも加わり、そして老眼も進み、字が見えにくく、仕事のスピードが遅くなり、来る日も来る日も所得税の確定申告に追われています。毎年のことですが、この時期は、病気で休む以外(今年はコロナで休んだ。昨年はインフルエンザ。)土・日・祭日も休みなしです。休みが取れないのは、仕事のスピードも遅くなり、ミスもありますので仕方がないが、遅いのがストレスになったりしています。もの覚えも悪くなっています。同業者で、70歳を過ぎても、第一線で活躍している方が多くいますので、自分は63歳で比べて若いですが、仕事も遅く、ミスの連発、がっかりしています。しかし、毎月2回、資産税法と民法などの勉強会に参加していますし、税理士事務所業界に40年以上いますので、税法の判断力は高くなっていると思います。そこが、利点です。経営者にとっては、マイナスだと思うが、ここ数年は人とつき合うのがめんどうで業界の役も終わり、会合(懇親会)にも、ゴルフにも行きません。何もしていないのに、休日を使い仕事をしないと、依頼されている仕事をこなせません。他の税理士はどうしているのか、自分は仕事が遅く能力がないのか、ただ頼まれる事があり、仕事が出来ることは、感謝だと感じています。他人つきあい、飲んだり、ゴルフをしたりするより、楽しく充実感もあります。回りから信頼され、頼まれることが一番だと考えます。休みもなく働いていることで令和5年の高林会計の売上高及び利益は、平成25年多くの退職が出て以来、最高額となりました。所員さんの給料もパートさんを含めても一人当たり563万円(年間)となっています。TKC経営指標では、334万円となっています。今年も、基本給を一人当たり年間18万円上げようと考えています。私の使命は、「所員さんを採用したら、結婚をし、家を建て、子供に充分な教育を与えられる」です。
 私は、税理士としての職人です。会計を学び、税法、民法を学び、お客様の困った頼まれ事を解決する職人です。職人だから、頼まれれば、世間が休みでも仕事をします。税理士の中には、年間800万円の交際費を使っているとの話を聞くことがあります。経営者として営業活動をすることは、大事だと思いますが、私はその時間とお金は、学びの時間や、給料にと思います。会社を経営している社長さんは、つき合いの良い飲んだり、ゴルフをしたりする税理士に依頼するか。またお金と時間を学びや給料に使う税理士に依頼するか。どちらも正しいと思います。私も自分のやり方でやっていきます。それが楽しい。やりがいであります。
髙林幸裕


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