所長コラム 1月号
所長下手な字コラム
~ 2024年01月05日
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令和6年が始まりました。新年明けましておめでとうございます。
1日午後4時頃石川県能登地方での地震情報が入ってきました。令和6年が始まりいきなりの災害情報です。建物の倒壊、火災、余震、停電、断水などの被害、死者は48人と報道されています。大きな被害となっています。
ロシアによるウクライナ軍事侵攻、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスとの戦争の長期化で住民にとっては不安な日々が続いている中、地震が起きました。早く安心できるよう願います。
令和6年度経営スローガンに『凡事徹底』を掲げました。「特別なことでもなく、ごく平凡なことを徹底してやり抜く。物事を成し遂げるには、当たり前のことを当たり前にできるか、徹底してできるかにかかっているということ。」
イエローハット創業者鍵山秀三郎氏の著者の本に「凡事徹底」があります。本棚にありましたので、取り出したら(内容は忘れてしまっていますので読むことにします)序のことばで坂村真民氏(詩人)が述べています。「不動の商魂、それは凡に徹することである。これさえ身につければ、お金は向こうからやってくる。これは商の常道であり、不変の哲理である。わたしが常々言っているのは、男は何に命を賭けるかであり、また、他の人にできないことを一つでもいい、身につけることであり、そしてこれを実践することである。中略『凡事徹底』この四字こそ、商人道の根幹であり、運をつかむこつである。21世紀がもうそこまできているが、まだこれという光は射していない。英雄、偉人の時代は去った。これからの世は、衆と共に生きてゆく、そういう人が待望され、仰望(ぎょうぼう)されるであろう。」
韓国ドラマの「商道(サンド)」を見ています。朝鮮一の富豪となったイム・サンオクの波乱万丈の人生を描いた歴史大作。「商売とは、人に稼ぐことであり、人を残すことである」「財とは水と同じで平等であり、人は正しい枡と同じである。(水のように平等であるべき財物を独占しようとする商人は、その資産により悲劇を迎える)」と語られています。財は人のために使っています。人はそれぞれにあたえられた役割があると思います。あたえられた役割(頼まれ事、仕事)をこつこつとやり通し、他の人の出来ないことを(プラスのなにかを加える)みつけ続けること。人の成長と幸せ、所員さんが将来安心できる、目標を達成できることの支援をしていくことを考えています。そして全てのお客様が黒字になり、税金を納め、社会に役立てることが出来ればと考えます。
髙林幸裕