所長コラム 6月号
所長下手な字コラム
~ 2020年06月09日
[ コロナ計画する ]
新型コロナ緊急事態宣言は解除されたが、東京都では解除前に感染者が1ケタまでに減少していたが、6日連続で2ケタと報道されています。首都圏への移動も不安、JR線に乗ることも控えている状況です。ただ何もかも、控えると行動が狭く、経済活動が制限され経済が悪化してしまいます。感染拡大対策をやり、経済活動を行っていかなければなりません。回復には相当な時間がかかるように思います。東日本大震災のときは、一部の地域でしたが、コロナは世界です。ウイルス感染ですので、ワクチン、治療薬がみつかれば必ず終わりがきます。ただ専門家の方々によると1年から1年半かかるといわれています。今年の冬の到来による危険もあります。経営にとっては、この1年、1年半をどう乗り切るかということが最大の課題だと思います。感染拡大を防止しながら、経済活動をしていく。感染の抑制に貢献しながらも、企業が生き残り、さらに復活期に備えて人材を維持していく。スピード感をもって決定していくことです。
2008年リーマンショックで大打撃を受け売上が減少、資金繰りが厳しくなった企業が多くありました。復活した企業も潰れないまでも続けている企業もあります。復活した会社は後継者や若い人達の力で、お客様の開拓、新商品・製品の開発、新技術の導入を積極的に行っていました。停滞している企業は、得意先も商品も売上方も何も変わっていません。セーフネット保証融資は返せず、老後のための資金を会社に貸付け、貯金がなくなりました。資金繰り、事業計画が必要です。計画を立てることが重要です。出来なければやめることも必要です。
髙林幸裕