所長コラム　4月号

　新型コロナの影響により、今年も申告期限が延長となり、4月15日個人の所得税・消費税・贈与税が完了しました。ここ数年同じことを感じますが、事業をしている個人の所得税は0円に近く、働き方の変化、雇用延長で年金と給与、サイドビジネス、不動産投資、複数で給与の個人は所得税が生じ、確定申告の提出義務者が増加している。財産の所得格差が生じていますから富がある親、祖父母から贈与を受け住宅を取得する子や孫が増加。などが感じられます。当事務所の周辺も、住宅が密集しており空地ができれば住宅が建ち、お店もお客様が多くいます。コロナの影響により、事業者は経営が厳しく、赤字企業が多いようい思いますが、個人の人達の多くは安定した生活ができているように思われます。富の格差はあるような気はします。事業をしている個人でも競争相手が多い20年、30年前と変わらない事業は儲からない。昔にはない新しいビジネスは儲かっています。生活環境の変化に対応できるかできないか。新しい発想、新しいものを使いこなせるか。などかと思います。ラジオで聞きましたが、スマホの操作。私は左手で持ち、右の人差し指で操作しますが、若者は左手の親指で操作、右手で他のことをやるそうです。当事務所の所員さんも電卓は左手で打っていました。私は右手の人差し指。変化に対応、自分ができなければ、できる人を見つける。人材投資が必要かと思います。一人ではなかなかできませんので仲間（人脈）をつくることかと思います。環境の変化で、利益のでる会社、赤字の会社、差は拡がるばかりです。中小零細企業の社長の給与より、公務員、大企業・中規模の従業員の給与の方が高くなっている気がします。社長は、雇用保険はありません。社長は儲けないといけないと思います。新しいことをやるために仲間づくり、M＆A市場も活発になっています。ホテルの温泉での親子の会話で、今年の正月から毎週、週末はゴルフとの声が聞こえました。この方（社長？）毎週仲間づくりをしています。