所長コラム　9月号

　コロナの新規感染者第7波も減少していますし、夏祭り、スポーツ、コンサートなども行われ、経済活動も通常になってきた感じがします。9月9日付で「新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業を支援するため、政府系金融機関が行ってきた実質無利子、無担保のいわゆる『ゼロゼロ融資』が9月末の申し込み分までで終了することになりました。」と伝えられました。ただ日本政策金融公庫などが低金利で貸し出す制度は今年度末まで続きます。愛知県は「新型コロナウイルス禍で経営が悪化した中小・小規模事業者への金融支援策を強化する。県のコロナ対策の融資制度を利用している事業者を対象に、借り換えに特化した融資制度を新設。融資期間を最長15年まで延ばすほか、元金の返済を据え置く期間も最長5年とした。」と伝えられました。9月7日から「新型コロナウイルスの水際対策が緩和され、1日あたりの入国者の上限が2万人から5万人に引き上げ。入国者に求めていた陰性証明も3回目のワクチン接種を条件に免除され、外国人観光客に義務付けられていた添乗員の同行も不要になりました。」8月12日付、「すかいらーくHDは、ファミリーレストラン「ガスト」や「ステーキガスト」などのうち、採算が悪化した約100店舗を閉店すると発表。コロナ禍に伴う客数の減少や、物価高による収益悪化が理由。」9月10日付、「記録的な円安が止まりません。9月7日には1ドル＝144円台を記録、1998年8月以来24年ぶりの円安水準を再び更新しました。」1998年10大ニュース「2位：完全失業率過去最悪など、戦後最悪の不況続く。4位：金融ビックバン始動、業界の提携・再編急進展。5位：日本長期信用銀行、日本債権信用銀行が破たん、公的管理下に。6位：長野冬季五輪開催、日本の金メダルは5個。7位：大蔵省接待汚職発覚、蔵相、事務次官が辞任。9位：サッカーのW杯フランス大会開催、初出場の日本は3戦全敗。」京セラの創業者である稲盛和夫氏が8月24日、90歳で死去されました。著書「生き方」目を通しました。「利他の心」「人間と何が正しいか」「人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力。」私はいつでも「謙虚」であることだと感じています。「稲盛氏の京セラ経営12ヶ条」で会計にかかること「第5条　売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える」限界利益＞固定費＝利益。経営は利益にならなければ事業は続きませんし、みんな良くなりません。絶対売上最大、経費最少だと思います。それと「第6条　値決めは経営」商品の価値を高め、みんなが幸せになる価格。債務超過で社長が急死しました。相続放棄、会社は破産手続き、多額な費用がかかります。迷惑をかけないために。利益を出す。