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所長コラム 11月号

~ 2022年11月07日


所長コラム 11月号


[ 残念なこと ]


 11月2日3年ぶりの経営セミナーを開催しました。テーマを税制改正により対応していかなければいけない「改正電子帳簿保存法」「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」としました。多くのお客様に参加して頂きました。インボイスは令和5年10月、電子帳簿は令和6年1月から、1年1ヶ月となりました。コロナ、ロシアとウクライナ、円安、値上げと経済的な対応をしないといけないところに、税法対応は、厳しいところです。特に円安は大企業にはプラスがあるが、内需型の中小企業はマイナスだけだと言われています。ただ、電子帳簿は経理事務の効率化、データの活用に役立ちますし、インボイス制度も消費税の益税問題の解決が進みます。やるべき事だと思います。経営支援でも話しましたが経営者と社員さんの思いに違いがありました。当事務所のメールに「開業相談をしたい」と連絡があり、日程を決め面談をしました。40代前半の方が2人で当事務所に来ました。「今、プラスチック関係の仕事をしているが、SDGs、脱炭素もあり、プラスチックの仕事は変化を求められ、改革し、新しい事をやっていかなければいけないと考えているが、数年前社長が代わり息子になり、何度も新しいことをやりましょうと言っても、何もやろうとしない。このままじゃ、衰退していってしまう。将来が不安になっている。自分達で何か新しい事をやりたい。フランチャイズ加入、廃業予定の会社の引継ぎなどを考えている」と話されました。先代社長から後継者に代わることが出来た会社、新しいことをやりたいと言っている社員さんが居る会社です。今、中小企業は後継者問題、良い人材がいない問題をかかえています。この会社は、話を聞く限りこの問題は解決できそうです。経営者と社員さんのミスマッチ残念です。間に入る方がいればと思います。きっと技術もあり、お金もある会社だと思います。もうひとつ残念なことです。会計事務所に相談に乗ってもらおうと、数件の会計事務所にメールをしたら、高林会計のみ他はすべて断られたとの事です。理由は自分達は仕事をしているので、相談は土・日希望だったが、他の会計事務所は平日営業時間のみだったと言っていました。私の仕事は、税務・会計に関して「困っていること、相談に乗ってもらいたいこと」親身な相談相手となるよう努めることかと思っています。相談依頼を断っていれば存在意義が亡くなる時かと思います。税理士を辞める時です。若い税理士にも断られたそうです。残念です。税理士にもうひとつ残念なこと、今年代わってきたお客様の相続税申告書を見せてもらったら、書面添付はつけているが、土地の評価で疑問点だらけ。2件見て2件とも、勉強してくれ。
髙林幸裕


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