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所長コラム 4月号

~ 2023年04月10日



所長コラム 4月号


[  新年度  ]


  新年度、入社式、入学式が終わり、人生の新たなスタートが始まりました。大手企業や支店などがある企業、役所などは、年度を区切りに、職場の移動をします。移動により活性化を図ることを行います。我々は、小規模でありますので職場の移動はありません。せいぜい机の位置が変わるくらいです。自ら、初心に帰る、新たなスタート、職場改善などを考えないといけません。4月、新たな気持ちで。
 昨年4月は、「一倉定の経営心得」でした。今年も紹介します。「組織と人」から[6-9:隠れた人材]「人材の下には人材が隠れていても育たない」(人材は、優秀なるが故にその部門をすべてうまく切り廻す。それはそれで結構だが、だからといって便宜主義でいつまでも一つの部門に止めておくと、その人材のみならず、その人材が上にいるために、あらたに伸びるべき新人の芽まで摘んでしまうという二重の損害をこれまた誰も知らぬ間に受けてしまうことになるのである。人材の下には人材がかくれていても育たないことを知るべきである。さあ、こうなったらもう社長は人事異動をためらうべきではない。異動当座の僅かな仕事の停滞など恐れてはいけない。「一文惜しみの百文失い」にならぬよう、人事異動を行うべきである。異動のための障害や制約条件などは、決意さえあれば、どうにでもなるものだ。躊躇せずに踏み切るべきである。適性がどうだとか、経験がどうだとか、あとが困るとかいっていたら何もできないのだ。)[6-10:人材の抜擢]「『若い』ということは抜擢をためらう理由ではなく、抜擢を決める理由である。」(実力は年齢とは関係ないのだ。「まだ若い」というのは経験が浅いという意味であることは分かるが、優秀なやつは1年の経験で、普通の人間の3年も5年もの経験、いや10年もの経験と同じことをチャンと学びとっているものだ。それでも人間的に錬れがたりないというかも知れないが、それを補って余りある若さと情熱と馬力があることを忘れないでもらいたいのである。若さの持つ強みを早く活かしてこそ、優秀な人間はさらに精彩を放つものである。「若い」ということは抜擢をためらう理由ではなくて、抜擢を決める理由であることを忘れないでもらいたいのである。)
 当事務所は、5名の退職(2013年)があった後、始めて組織変更をしました。次に向けて、自由に新しい取組を、自主的にやっていく。若い世代が自主創造していく部隊と考えています。
髙林幸裕


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